No.30海上の築島に浮かぶ潟炭鉱(大正初期)
(出典)宇部炭坑写真帳
作成者 上田真由美
説明
 潟炭鉱は、河村喜平の創始によるもので、大阪人との三炭組の経営下で何度も
水没事故に悩まされ続けたが、明治44年、再び河村喜平の経営による潟炭坑に
復してからは、築島にピーア式堅坑を最初に開鑿して五段炭を採掘したり、海底に
電線を施設して坑道に電灯をつけるなど、画期的な技術を導入して海底炭田の開
発可能なものにした