No.151 宇部新川駅構内(大正期)
(出典)絵はがき 常盤館発行
説明
・明治43年12月16日、渡辺祐策ほか8人の発起人で宇部軽便鉄道株式会社の設立を出願した。
・宇部は幕末から石炭の産出を始めており、出願当時は年に61トンの域外輸送が必要であった。
・その年の4月に軽便鉄道法が公布され、鉄道建設も簡便化され、小資本での建設が可能となった。
・工事は順調に進み、大正2年1月9日に開通式を挙行、同日より営業を開始した。駅は宇部から宇部新川、中間 に開作・岩鼻・藤山がおかれた。
・大正5年12月20日には藤山と宇部新川の間に助田駅も開業。
・運賃は宇部〜宇部新川間で15銭であった。
作成者/冨永恵