No.158 宇部についての絵葉書(南蚕歌)
(出典)絵葉書  
説明
 南蛮とは掘った石炭を坑内から揚げる装置で、江戸後期に考案された。 縄を巻き取る木製ドラムの周囲に棒を付け、何人かで押し回す。無数に掘られた炭鉱で、 主に南蛮を回した女たちが南蛮唄を歌った。唄は「南蛮音頭」に姿を変えて、 歌い、踊り継がれて、現在も11月3日の「宇部まつり」では千人を超す市民がパレードで踊る。
作成者 楢崎 由佳