No.162 神原公園(昭和戦前期)
(出典)絵葉書 梶山写真館発行  
説明
 宇部の教育や福祉など公益活動を担っていた民間の宇部共同義会は、 公共用にとこのあたり1.6ヘクタールの田や宅地を買収し、市有地と合わせて御大典記念事業として神原公園をつくった。 福原越後公偉績顕彰会によって集められた寄付金によって越後公の銅像がつくられ、昭和3年11月1日、除幕式が行われた。  福原越後公の銅像は戦時中、渡辺祐策翁の銅像とともに供出されてしまって今はない。 この銅像の作者は、山口県出身で東京在住の「大塚」という人物といわれているが詳しいことは分かっていない。
作成者 楢崎 由佳