1.リレーショナル型データベースシステムの
Accessについて

Accessとは何か

大量のデータを蓄積し整理して、必要に応じてデータの検索や抽出などの処理をコンピュータで
行いやすい形にしたものをデータベースといいます。

Accessは、リレーショナルデータベースの高度な機能を持ち、
なおかつ初心者でも簡単に使える優れた操作性を備えたデータベース管理システムです。

リレーショナル型データベースは、複数のテーブルを関連付けて、それぞれの情報を参照し、
効率的に必要な情報だけを取り出すことができます。

データベースの管理を行うソフトウエアをデータベース管理システム(DataBase Management System)
略してDBMSといい、パソコンで利用できるDBMSの一つにAccessがあります。

Accessの構成・機能について

Accessでは、レコードの検索・抽出・並べ替え・計算・集計ができます。
保存や表示などのデータ処理はそれぞれの機能をもつオブジェクトによって管理実行されます。
Accessは、6つのデータベースオブジェクトから成り立ちます。

データベースオブジェクトについて

テーブルは、入力したデータを表形式で保存しておくところです。
クエリは、複数のテーブルを関連付け目的に応じ、データの検索・抽出・並べ替え・計算・集計をします。
フォームは、テーブルのデータを表形式や単票形式で入力したり表示することができます。
レポートは、テーブルやクエリのデータを見やすい形にレイアウトして印刷するためのものです。
マクロは、操作を自動化して、ボタンをクリックするだけでフォームやレポートの作成が出来るようにしたものです。
モジュールは、より複雑な処理を行うときに使うものです。

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