メインフォームについて

 システムが大きくなると、たくさんのフォームが作られます。使う人にとって、これらのフォーム機能を
全部記憶するのは大変な作業になります。毎回データベースウィンドウに戻り、目的のフォームを開くようでは、
作業効率が著しく低下します。また、データベースの使い方を良く知らない人にとっては、初めから使い方を
学ばなければならずかなり不便なものとなります。

 このような場合、全体を見通せるようなメニューフォームを作成し、メニューフォームにそれぞれの機能を
実行するフォームへジャンプするボタンを配置します。それぞれの機能を実行するフォームには「終了」または
「戻る」ボタンを付けて、これをクリックするとメニューフォームへ戻るというようにします。

 このようにすれば、システムを使う人はメニューフォームから迷うことなく、目的の作業を効率よく
遂行できるようになります。

 フォームに配置したボタンをクリックすることで別のフォームに移ることをフォーム間移動といいます。
これは、マクロ、というものを使って作ります。マクロとは、前もって登録されている命令によって、
手順を実行するために作成されたものです。作業を自動化したいときなどに使用します。ここでは、
ボタンをクリックするだけでフォーム間を移動したり、メニューからフォームへ移動をするために使用します。

 図書データ入力フォームでは、簡単に図書コードから図書名、著者名などを入力することが出来ます。
ここでもマクロを利用することによって、それをクリックするだけで、前に入れておいたデータのページへ移動し、
修正したり、新しい図書データを入力することができます。

 貸し出し問い合わせフォームでは、図書を選択することによって、
それを貸し出している人をリストアップすることが出来ます。

 バーコード付き図書カード作成では、印刷をするためのレポートのデザインを作成することができます。
デザインビューでデザインを作成し、印刷ビューで印刷するページを選択します。

 返却督促レポート作成では、貸出先に図書の返却を求める用紙を作成することが出来ます。

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