データベースを利用するCGIプログラミング

---- psqlの利用 ----


PostgreSQLには、SQLをインタープリタで実行できる利用環境があります。 それはpsqlと呼ばれるソフトウエアで、データベースを直接アクセスするソフトウエアとは、いわゆるクライアント/サーバ構成で機能しています。

  1. psqlの起動によりpostmasterプロセスを呼び出す。
  2. postmasterは、データベースを引数にして、データベースエンジンであるpostgreプロセスを生成する。
  3. postgresが正常に起動されると、以後は直接psqlとpostgreが通信し、データベースをアクセスすることができる。

psql の呼び出しは以下のようにして行ないます。以下では、データベース名がegiとなっています。

[egi@myouga]$ psql egi
Welcome to the POSTGRESQL interactive sql monitor:
  Please read the file COPYRIGHT for copyright terms of POSTGRESQL

   type \? for help on slash commands
   type \q to quit
   type \g or terminate with semicolon to execute query
 You are currently connected to the database: egi

egi=> 

最後の、"egi=>"がプロンプトを示しています。 このプロンプトから、SQLでテーブルの定義や操作を行ないます。

データベース名が分からない時は、次のようにすると、データベースインスタンスに登録されているデータベース名を表示してくれます。

[egi@myouga]$ psql -l
datname   |datdba|encoding|datpath   
----------+------+--------+----------
template1 |   128|       1|template1 
regression|   128|       1|regression
egi       |   128|       1|egi       
(3 rows)


江木鶴子 : egi@ube-c.ac.jp