プログラムの中で実行したいSQL文はあらかじめ前もって準備しておくのが定石です。 前処理では、prepareというメソッドを使用して定義しておきます。重要なことは、ここでは命令を準備しておくだけで、実際にデータベースにアクセスするのは、この次の実行段階です。

次の例は、すでにオープンされたデータベース($dbh)に対して「テーブルmeiboからすべての内容を検索する」SQL文を準備しています。 ここでは、検索時にエラーが起こった場合はエラーメッセージを出力しプログラムを終了させています。

【記述例】 $sth = $dbh->prepare("select * from meibo ") or die "Cannot prepare: " , $dbh->errstr();

【形式】 $sth = $dbh->prepare("SQL命令") or die エラーメッセージ;

SQL命令

select * from meibo

上記の命令を準備することになります。

エラーメッセージ

"Cannot prepare: " , $dbh::errstr;

ここでselect命令を間違えても、エラーは次の実行段階で次のように表示されます。

[egi@myouga]$ perl cgi40.pl
DBD::Pg::st execute failed: ERROR:  meib: Table does not exist.
Cannot execute: ERROR:  meib: Table does not exist.
[egi@myouga]$