プログラムの誤りがどうしても分らない時


どうしてもプログラムが正しく動いてくれない。

これは非常に良くあることです。
プログラムの誤りをなくす作業をデバッグといい、プログラム作成過程で最も重要な仕事です。
プログラムの誤りのことをバグ(bug:虫)と呼びます。
デバッグはさしずめ有害な虫を手でぷちっと殺すことに似ています。しかし、どれが虫かを判断するのはプログラマーで、それが大変難しいのです。

そこで、この虫(誤り)を探す手助けをするソフトウエアを開発しました。
実行ボタンの[支援]メニューを選択して下さい。 次のようにして小さいウインドウで質問が開始されます。これにしたがって、 利用してみて下さい。

上記の[了解]ボタンをクリックすると、あなたのプログラムの状態についていくつかの質問をします。それに答えることによって、あなたが自分で誤りを発見できる方法を次のように指導します。

  • [指示]:プログラムをどのように変更してみるかを具体的に指示します。
  • -<命令を追加>:あなたのプログラムのどの位置に命令を追加するかを指示します。
  • [確認]:指示にしたがってプログラムを実行すると、何が明らかになるか、あるいは何に注目しておくと良いかなどを確認のため示しておきます。


この方法は、トレースと呼ばれるデバッグ手法で、ソフトウエアを開発するときに非常に多く使われる方法です。
このシステムの支援には、皆さんが最も良く起こす翻訳エラーについても解説しています。 ぜひ一度利用してみて下さい。

プログラミング / 江木