データの入力


■ データ入力の方法

今まで作成したプログラムは、処理の元になるデータがすべてプログラム内に初めから記述されていました。通常は、プログラムは何らかの方法でデータを外部から受け取りそれを元に処理をして、結果を出力します。「結果の出力」にも多種類あったように、データの入力(データをプログラムへ渡す)方法も多数あります。
  • キーボードから入力する
  • ファイルから読み込む
  • 他のプログラムから受け取る
  • その他
ここでは、上記のうち、最初のキーボードから入力する方法を説明します。

■ キーボードからデータを入力する方法

キーボードから入力する方法もいくつかの処理があり得ますが、ここでは以下の2通りを説明します。
  1. パッケージを使用して入力する方法
  2. 入力先を指定して入力する方法

■ 「キーボードから入力」の基本的考え方

プログラムがデータをキーボードから入力する場合、基本となることは、入力された直後のデータはすべて文字列扱い であることです。例えば、123 という数値を入力しても、それは、1と2と3という文字として受け取る必要があります。10.5という数値を入力しても、プログラムでは、1と0と.と5という4つの文字が入力されたとして受け取ります。
したがって、入力された値を数値として計算に使用したい場合は、文字型から数値型へ変換する必要があります。

プログラムはコンピュータという機械を動かすための命令が書かれた文書です。一方コンピュータは、入力装置、出力装置など複雑な装置が組合わさった機械であり、それらの装置はひとつひとつ扱い方が異なります。それらを共通の使い方で利用できるように考えられているのが、プログラミング言語の重要な機能です。
にもかかわらず、入出力処理が比較的困難なプログラミングであるのは、まだまだコンピュータの世界のやり方に近い方法で書く必要があるからかも知れません。ですから、いつもコンピュータの入力装置がどのように動いているかを推察しながら、それがどのようにコンピュータに取り込まれているかを考えながら、入力処理を書くようにして下さい。


プログラミング / 江木