種類 コンピュータ
名称 FCOM231
メーカー 富士通株式会社
使われた年代 1966年〜1975年
価格   約1億円
備考 工業計数科設立後、教育用コンピュータとして導入された富士通製のトランジスタ式小型汎用コンピュータ。 当時の日本では、研究用に大学へコンピュータが導入されることはあったが、教育用に導入されることは稀有であった。 宇部市内に宇部興産、山口大学工学部に次ぐ3台目のコンピュータとして1966年に導入された。
可変語長方式採用による桁計算機と磁針記憶方式を特徴としていた。すべてのデータはワード単位ではなく桁単位で扱われるために、 演算装置や各種制御装置が簡略化され低価格化を実現した。ニューヨーク博覧会に初めて展示された国産コンピュータでもある。
上記写真は、1期生と両端は当時の教員である。