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ブラウザの起動

インターネット上にあるホームページを見るためのソフトウエアのことをブラウザといいます。 ブラウザにはいくつかの種類があります。 良く使われているものは、Netscape Navigator1Gold (以下単にNetscapeと呼ぶことにします)、インターネットエクスプローラ(単にエクスプローラと呼ばれている)などがあります。

ここでは、最も有名なWWWブラウザNetscape Navigator Gold(以下単にNetscapeと呼ぶことにします)を使います。

Netscapeを起動するには、デスクトップ上のアイコンnetscape-iconをダブルクリックします。 すると今見ておられるようなウインドウが現われてきます。 今回は、次のような宇部短期大学のWWWページが現れたはずです。

Netscape の使い方

Netscape のウインドウは、次のような部分から構成されています。

メニュー
ほとんどの操作はこの中から行なうことができます
ツールバー
良く使う操作がアイコンとして登録されています
場所
現在表示しているWWWページの場所(URL)を示しています
ステータスインジケータ
Netscapeが実際にWWWページにアクセスしているかどうかを示します。ここに星が流れている時は、データを運んでいる最中です。
スクロールバー
現在表示中の部分がウインドウに収まり切らない場合に、これをドラッグして続きを見ることができます。

このうちツールバーには、次のように10個のボタンがならんでいます。

toolbar-bottons

このボタンの名前と意味を左から順に示します。

ボタン名と機能
ボタン名機能
戻る 前のページに戻る
進む 次のページに進む
ホーム 本来の意味のホームページを呼び出す
編集 現在表示中のページを編集する(HTMLエディタ機能)
再読込 現在表示中のページをもう一度読み込む
画像 画像を現在表示中のページに読み込む
開く URLを指定して別のページを開く
印刷 現在表示中のページを印刷する
検索 現在表示中のページから文字列を検索する
中止 処理中のページの読み込みを中止する

なお、「オプション」メニューの「全般の設定」→「表示」の中の「ツールバー」「絵と文字」をチェックすれば、ツールバーアイコンは絵と文字の両方を表すようにもできます。

ページを進む/戻る/ジャンプする

リンクをたどって次々にいろいろなページを開いていると、前のページに戻りたくなることがあります。 また、戻りすきてもう一度進みたい場合もあります。このような時にツールバーにある【戻る】アイコンや【進む】アイコンをクリックしてページを進んだり戻ったりすることができます。

【ジャンプ】メニューを開くと、自分が最近アクセスしたページが表示されますから、見たいページへマウスをドラッグして離すとそのページにジャンプします。

リンクをたどる

WWWページ上では別のWWWページに対するつながりを指定することができます。このつながりのことをリンクと呼びます。リンクを作ることをリンクするあるいはリンクを張ると言います。

他のページ、あるいは同じページの別の場所にリンクが張られている場合は、通常アンダライン付きの文字、または少し太い枠で囲まれたイメージで示されます。これをクリックするだけでリンクをたどり別のページを次々にみることができます。 なお一度訪れたことのあるリンクを示すアンダーラインや枠は、少し違った色で示されます。

WWWのホームページがハイパーテキストで構成されているという意味は、このリンクに仕掛けがあります。通常のテキスト(本などを想像してください)は、始めからページをめくる必要があります。 しかし、ホームページの場合、このリンクをたどることによって、全く別の箇所にある関連する情報を簡単に見ることができるのです。

URLを直接指定する

アクセスしたい情報の場所(URL)が正確に分かっている場合には、ツールバーの【開く】アイコンをクリックしてください。するともうひとつ小さなウィンドウが開かれます。ここにURLを入力し、【開く】ボタンをクリックするとそのページへアクセスし始めます。

ネット検索

インターネット上には膨大な数のWWWページがあります。それらの中から自分が欲しい情報が掲載されているページを取り出すのは大変です。 そのような場合に手助けしてくれるのが、【ネット検索】です。 このアイコンをクリックするとネットワーク上の情報を捜し出してくれる検索システム(検索エンジンあるいはサーチエンジンと呼ぶ)をもっているWWWページにジャンプします。

アイコンに設定されているサーチエンジン以外にも、数多くの検索システムがあります。 そのうちの幾つかを以下に載せておきます。 以下のURLをクリックすることによってその検索システムのページへ飛びます。

サーチエンジンとそのURL
名前URL備考
NTT Directory http://navi.ntt.co.jp/-
Yahoo! JAPAN http://www.yahoo.co.jp/Yahoo!の日本版
Yahho http://yahho.ita.tutkie.tut.ac.jp/yahho/豊橋技科大学のサービス
Yahoo! http://www.yahoo.com/一番有名なサーチエンジン
千里眼http://www.info.waseda.ac.jp/search.html早稲田大学のサービス
EasySEARCH http://www.aist.go.jp/NIBH/~honda/日本と外国の検索エンジンをまとめた
WebCrawler http://webcrawler.com/アメリカのオンラインサービス

ブックマーク

いろいろなページを見て歩いているうちに、面白いページに出合い、このURLを記憶しておきたくなる場合があります。URLは比較的長いですし、間違うと見ることができません。 そこで、それをコンピュータに記憶させておくのが、【ブックマーク】メニューです。

覚えておきたいページを開いておいて、そこで【ブックマーク】メニューの中の【ブックマークを追加】を選びます。 すると、同じ「ブックマーク」メニューの最後にそのページが記録されます。 もう一度そのページを見る場合は、「ブックマーク」メニューの見たいページ名を選択するだけで、そのページを呼び出すことができます。

別のウインドウを開く

やはりNetscpaeでいろいろなページ渡り歩いていると、今開いているページは そのままにして、別のページを開きたくなることがあります。 このような時には、もう一つNetscape を立ち上げるのではなく、【ファイル】メニューの中の一番上にある【新しいブラウザを開く】を利用してください。

ページの印刷

現在表示しているページを印刷するには、ツールバーの【印刷】アイコン をクリックするか、【ファイル】メニューの中の【印刷(P)】を選びます。

文書のソースを見る

WWWページはHTMLという一種のコンピュータ言語で記述されています。 いま見ているWWWページがどのようなTHMLで書かれているかを見るためには、【表示】メニューの中の【文書のソース】を選びます。

WWWページを見るだけの利用者はこの機能を使う必要がありませんが、自分でHTMLを書こうとしている人にとっては、他の人の作ったページとそのソースを見ることは非常に参考になります。 HTMLは、多くの場合これで学習できます。

ファイルの保存

現在見ているページをファイルとして自分のコンピュータ上のディスクに保存するためには、【ファイル】メニューの中の【名前を付けて保存】を選びます。 すると、さらにどこにどの様な名前で保存するかなどを指示するウィンドウが現われますので、それに保存するディレクトリ名やファイル名を指示し【保存】ボタンを押します。するとそのページ(HTMLで書かれたもの)が自分のコンピュータに保存されます。

同様にそのWWWページに使われている画像を保存するには、その画像上にマウスを持って行って右ボタンを押します。 すると小さなウインドウが現われますので、その中の【名前を付けて保存】を選びます。するとさらにどこにどの様な名前で保存するかなどを指示するウィンドウが現われますので、それに保存するディレクトリ名やファイル名を指示し【保存】ボタンを押します。するとその画像が自分のコンピュータに保存されます。


江木鶴子 : egi@cs.ube-c.ac.jp